作業はAIに、判断は人に。毎日の確認・集計を仕組みにする時短実践合宿

11.07 時短実践合宿

ハンズオンガイド

ハンズオン1(三宅さんの朝)と、ハンズオン2(自分の仕事)で使うページです。
人物・会社・営業所・お店・金額は、すべて架空です。

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この合宿の全体

この合宿で身につくこと

毎日の仕事の中から集計を見つけて、AIに任せる所と人が確かめる所に分け、AIの部分を指示文にして回す考え方とやり方です。
特別な道具やプログラミングの腕は要りません。
仕事の見方が変わります。

初心者の成果

自分の毎日の仕事が、少ない手間で回るようになります。

中級者の成果

上司への提案や、人の仕事の改善につなげられます。

どちらも

最後は、その価値を「時間」か「金額」で言えるようにします。
AIに任せても、確かめる時間は人に残ります。
減るのは、その差の分です。

設計の型(5ステップ)

  1. 書き出す

    何を見て、何をして、誰に聞いたかを書き出す

  2. 分ける

    作業ごとに、AIに任せるか人がやるかを、3つの条件(毎回くり返す・やり方が決まっている・人がやると時間がかかる)で決める。
    集計(数える・足す・そろったか見る・前と比べる)は、AIに任せやすい

  3. 選ぶ

    どの集計から手をつけるかを、3つの条件がそろうかで決める

  4. つなぐ

    AIの部分を指示文にし、「データを渡して一言」で回す

  5. 換算する

    減った時間を金額に直す

終わったときの状態
  • 三宅さんの集計が「データを渡して『今日の分』」で回り、人は【要確認】の行を中心に結果を確かめ、送るかを決めます。
    減った時間と金額も分かっています。
  • 自分の仕事の集計を1つ選び、任せ方を書いた指示文の下書きと、時短の目安(時間と金額)が手元にあります。

この演習で得られること

自分の業務を良くするとき

毎日やっていることを書き出し、AIに任せることと自分でやることを分けると、どこから手をつければよいかが分かります。
頼み方を指示文に残しておけば、確認の作業までAIに任せられます。

ほかの業務に応用するとき

5つのステップは、どの業務にも当てはまります。
申込件数の集計、提出物の確認、問い合わせ件数の報告など、「届いたものを確かめて、まとめて、報告する」仕事なら、同じやり方で進められます。

人の業務を良くするとき(社内・副業)

人の仕事を見るときの順番が分かります。
その人が毎日やっていることを順に書き出し、AIに任せることと人がやることを分けます。
そのうえで、どれから手をつけるかを決め、浮いた時間がいくらになるかを示します。
仕事の発注書や提案書も、この順番で書かれています。

合宿で約束するのは、自分の集計の指示文の下書きと、時短の目安を持って帰る状態までです。
自分の業務で回すのは、会社のルールを確かめた合宿のあとです。
受注や応募を約束するものではありません。

About the work

この演習でやること

このタブでやること

最初に全員で動画を見て、三宅さんの朝で何が起きているかと、今日やることを知る。

この演習を3行で

三宅さんは毎朝、3営業所の売上を集めて、10時までに部長へ報告しています。
AIは使っています。
ただ、毎朝昨日のチャットから指示をコピーして書き換え、頼むのは合計だけです。
確認やずれ探しは、すべて自分の手と頭で回しています。
今日は、AIに任せる集計作業を指示文にして、データを渡して「今日の分」と送るだけで、確認まで回る仕組みにします。

今のAIの使い方

いま指示文にしたあと
頼み方昨日のチャットを探して指示をコピーし、日付とファイル名を書き換えて送るデータを渡して「今日の分」と送るだけ
注意点「所沢は返品がマイナス」などを、毎回思い出して書き足す指示文に書いてあるので、思い出さなくてよい
頼む範囲合計を出すことだけ。
ずれや3割減は、自分で見つける
そろったかの確認・日計表との突き合わせ・先週比まで
AIの出番全部そろうのを待ってからの10分だけ届いた分だけで回せる。
未提出は【要確認】に出る
人がやること集計以外のすべて【要確認】の行を見て判断し、電話して、送る

指示文にすると何が変わるかは、ハンズオン1で自分で確かめます。

頼み方がチャットと頭の中にあるかぎり、頼む範囲は広げられません。
指示文に書き出すと、朝の流れ全体が変わります。

00 / The job

三宅さんの仕事

三宅さんの仕事の全体です。
今日の題材は、いちばん上の「朝の売上取りまとめ」です。

三宅さんと会社

出社して、パソコンで受信箱と共有フォルダを確かめる三宅さん
三宅さん(38歳・営業管理部・入社10年目)
会社
飲食店向けの食品卸。
社員120人で、鮮魚・精肉・青果・調味料・酒類を配送しています。
人
三宅さん(38歳・入社10年目)。
小学生の子どもが2人いて、17:30には退社して迎えに行きます。
毎朝の仕事
3営業所の前日の売上を取りまとめ、10:00までに部長へ共有します。
使っているもの
社内チャット・メール・共有フォルダ・基幹システム・Excel・ChatGPT(会社で無料版の利用が許可されています)

三宅さんの6つの仕事

今日の題材朝の売上取りまとめ毎日・約2時間

3営業所の日報(Excel)と、基幹システムの日計表を見比べて、部長へ共有する

受注入力の応援毎日・1〜2時間

飲食店からのFAXや手書きの注文を、基幹システムに入力する

伝票・請求書のチェック毎日・約30分

伝票と請求書の金額・数量を照らし合わせる

営業からの問い合わせ対応毎日・不定期で合わせて30分〜1時間

電話やチャットで聞かれ、基幹システムで調べて答える

翌日の準備毎日・約30分

翌日分の入力と、在庫表の更新

月末の締め・月次報告月1回・半日

1か月分の売上をまとめ、報告書にする

売上の数字が、三宅さんに届くまで

前夜〜早朝飲食店閉店後に、FAXや電話で発注する
発注
早朝〜朝営業所×3川口・所沢・大宮。
入力して配送し、事務担当が日報(Excel)を作る
遅れる形が違う入れ忘れ
メール・
共有フォルダ
8:45〜三宅さん(本社)そろったかを見て、合計を出し、基幹システムの日計表と突き合わせる
共有
メール
10:00までに高橋部長3営業所の前日の売上を受け取る

次のタブは、三宅さんのある木曜の朝に届いたものを、そのまま並べたものです。
まず読んで、どこで時間を取られたかをつかみます。
この朝から書き出した作業は、02 作業を分ける(ハンズオン1①)に用意してあります。
家での場面は、三宅さんの状況をつかむために置いています。

01 / Thursday morning

ある木曜の朝(10/21(水)分の取りまとめ)

三宅さんの朝を、届いたままに並べています。
この朝から書き出した13の作業を、次の「02 作業を分ける」(ハンズオン1①)で、AIに任せる作業と人の判断に分けます。
どこが集計で、AIが入っている場所がいくつあるかにも、注目してください。

この朝の時間の使い方

三宅さんが、この1日だけ時間を記録してみたものです。

8:45〜9:10 そろったか見るそろったか見る9:10〜9:15 催促9:15〜9:18 待つ9:18〜9:31 営業から電話営業から電話9:31〜9:46 待つ待つ9:46〜9:55 形を確認9:55〜10:05 AI集計AI集計10:05〜10:12 照合照合10:12〜10:35 川口に電話川口に電話10:35〜10:41 先週と比べる10:41〜10:50 営業に聞く9:009:3010:0010:3011:00予定 10:00送信 10:5050分遅れ
見る・比べる・まとめる人とのやり取り待ち・割り込みChatGPT

10:00までに送るはずの共有メールは、10:50になりました。
何に時間を取られたのかは、下の出来事を順に読むと分かります。

  1. 7:32
    スマホ社内チャット

    子どもを送り出しながら、チャットを見る

    玄関で子ども2人を送り出しながら、スマホで社内チャットを見る三宅さん
    # 営業管理
    所沢・中村(事務) 7:05
    おはようございます。
    所沢、昨日の配送が遅れて日報の入力がまだです。
    10時ごろになりそうです。
    三宅 7:31
    了解です!分かりしだい教えてください
  2. 8:45
    メール共有フォルダ

    出社して、受信箱と共有フォルダを見る

    受信差出人件名添付
    7:58川口・田村(事務)10/21日報(川口)日報_川口_1021.xlsx
    8:12大宮・小松(事務)【大宮】日報 10月21日分大宮1021.xlsx
    8:30営業・野口Re: 来週の試食会の件−
    8:41基幹システム(自動送信)売上日計表(10/21)システムで開いて確認する
    営業管理 / 日報 / 2026-10 /
    日報_川口_1021.xlsx7:57
    大宮1021.xlsx8:11
    (所沢の10/21分はまだない)
  3. 9:10
    社内チャット

    所沢に、いつ届くかを聞く

    # 営業管理
    三宅 9:10
    中村さん、所沢の10/21分の日報、何時ごろになりそうですか?
    部長への共有が10時なので、目安だけでも教えてください
    所沢・中村 9:14
    すみません、いま入力中です。
    10時ちょっと前には送れると思います
  4. 9:18
    電話基幹システム

    待っている間に、営業から電話

    野口さん(川口担当)TEL 9:18 「割烹みやこさんの先月の請求額いくらだった?今日の昼に行くから」 → 基幹システムで確認 9月分 412,300円(税抜) → 9:31 折り返し済み
  5. 9:46
    メールExcel

    所沢の日報が届く

    差出人:所沢・中村
    件名:所沢 日報です
    遅くなってすみません!10/21分です。 いつもの形でなくてすみません、前のファイルを使ってしまいました。 所沢日報.xlsx

    開いてみると、列の並びが川口・大宮と違います。
    返品は「区分」の列がなく、マイナスの金額で入っています。
    いちばん下に合計の行があります。

  6. 9:55
    ChatGPT

    昨日のチャットを探して、指示をコピーする

    昨日の画面を探し、指示の文をコピーして、日付とファイル名を書き換えて送ります。

    ChatGPT / 昨日のチャットからコピー
    添付の3つのファイルは、10月21日の3営業所の売上日報です。 営業所ごとの売上・返品・純売上の合計と、3営業所の合計を出してください。 所沢は返品がマイナスで入っているので注意してください。
  7. 10:05
    基幹システムExcel

    基幹システムの売上日計表と見比べる

    営業所ChatGPTが出した純売上日計表の純売上
    川口652,400613,900
    所沢588,100588,100
    大宮701,500701,500

    川口だけ、38,500円合いません。
    日報のほうが多くなっています。

  8. 10:12
    電話

    川口に電話する

    パソコンの画面の数字を見比べながら、電話で川口営業所に確認する三宅さん
    三宅「田村さん、10/21の日報と日計表で38,500円ずれてて。返品の赤伝って入ってます?」 田村「あ…割烹みやこさんの鮮魚、野口さんが夕方に赤伝切ってました。日報に入れ忘れてます、すみません」 三宅「日報のほう直してもらえますか。部長には先に出しておきます」 → 10:31 修正版の日報が届く
  9. 10:35
    頭の中自分のExcelの控え社内チャット

    所沢の数字が気になる

    所沢の純売上は588,100円でした。
    先週の水曜は85万円くらいだった気がします。
    自分のExcelの控えを見ると846,200円で、3割くらい低くなっています。

    # 所沢営業
    三宅 10:41
    堀さん、所沢の昨日の売上、先週よりかなり低いんですが、何かありました?大口さんのお休みとか
    所沢営業・堀 10:52
    焼肉ひらのさん、昨日から改装で1週間休みです。
    言ってなかったですね、すみません
  10. 10:50
    メール

    部長へ共有メールを送る(予定より50分遅れ)

    送る文面は、いつもの形です。

    宛先:高橋部長
    件名:【売上速報】10/20(火)分 3営業所(前日に送ったもの=いつもの形)
    高橋部長 お疲れさまです。営業管理部の三宅です。 10/20(火)分の売上をお送りします(税抜・純売上)。 ・川口 621,800円(先週比 +3.2%) ・所沢 803,400円(先週比 −1.5%) ・大宮 688,000円(先週比 +0.8%) ・合計 2,113,200円/月累計 37,940,600円 【確認中】なし 以上です。よろしくお願いいたします。

    先週比は、三宅さんが自分のExcelの控え(先週の同じ曜日)と比べて、手で計算しています。
    ずれや未提出があるときは、【確認中】に1行ずつ書き、分かりしだい追って連絡します。
    この日は、所沢の低さを【確認中】に書いて送りました。

  11. 17:20
    付箋

    退社前に、付箋を貼る

    モニターに付箋を貼り、迎えに行くために急いで退社する三宅さん
    • 川口 赤伝38,500 → 修正版の日報受け取り済み。日計表と一致OK
    • 所沢 ひらの改装で来週水曜まで低い(堀さん)
    • 所沢の日報、また旧フォーマット。中村さんに新しい様式を送り直す

02 / Hands-on 1-①

ハンズオン1① 三宅さんの朝の作業を、作業と判断に分ける

ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)

ハンズオン1①のゴール

三宅さんの朝の13の作業を、作業と判断に分け、集計の作業だけを表にまとめた。

三宅さんの朝の作業(13)

01 ある木曜の朝の出来事から書き出したものです
  1. 3営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る
  2. 日報が届いていない営業所に、社内チャットで催促する
  3. 所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる
  4. 営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる)
  5. 基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる
  6. 合わない営業所について、ずれの原因の当たりをつける
  7. 営業所に電話して、原因を聞く
  8. 先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う
  9. 外れた理由を営業に聞き、どう扱うかを判断する
  10. 部長への共有メールの文面を作る
  11. 部長へ共有メールを送る
  12. どこまで終わったかを付箋に残す
  13. 営業からの問い合わせ(先月の請求額など)に、基幹システムで調べて答える
作業1

13の作業を、ChatGPTと一緒に分ける

なぜ
設計の型 2 分ける

朝の作業は、上に書き出してあります(設計の型の1つ目「書き出す」は済んでいます)。
これを、AIに任せる「作業」と、人が決める「判断」に分けます。
頼み方は、短い一言で十分です。
自分の仕事でも、作業を並べて同じ一言を送れば始められます。

見る

上の「三宅さんの朝の作業(13)」。

やる
  1. 下のボタンで頼み方をコピーし、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
  2. 上の「作業の一覧をコピー」を押し、頼み方の下に貼って送る
  3. 返ってきた分け方を読む
  4. 違うと思う作業があれば、「◯番はなぜAIなの?」のように理由を聞くか、自分の考えを伝える(多くて5つまで)
頼み方
終わり

13の作業が、AIに任せる作業と人の判断に分かれた。

作業2

集計の作業だけを、表に入れる

なぜ
設計の型 2 分ける

表には、集計の作業だけを残します。
最初にAIに任せやすいのは、やり方が決まっていて、毎回くり返す集計だからです。
表に残した作業が、「04 指示文で回す」でAIに頼む中身になります。

やる
  1. 下のボタンを押し、同じチャットに貼って送る
  2. 出てきた一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す(表の「AIか人か」まで埋まります)
頼み方

表の「①②③」の列は、付けたい人だけで構いません。

終わり

表に、集計の作業と、それぞれの「AIか人か」が入った。
講師が分けた例は、記入欄のすぐ下にあります(自分で分けてから開く)。

記入欄(集計の作業)

書いた内容は、このブラウザに自動で保存されます
#集計の作業(何を見て、何をして、誰に聞いたか)①毎回
くり返す
②やり方が
決まっている
③人がやると
時間がかかる
AIか人か

ハンズオン1① 講師が分けた例

分け方は、職場によって変わります
講師の例を開く(自分で分けてから)

記入欄に入る、集計の作業(5つ)です。
#は「三宅さんの朝の作業(13)」の番号です。

#集計の作業①②③AIか人か
13営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る○○○AI
渡したデータから、足りない営業所を言わせる
3所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる○○○AI
4営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる)○○○AI
いまAIが入っているのはここだけ
5基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる○○○AI
差額と、合わない営業所を出す
8先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う○○○AI
何%で知らせるかを決めるのは人

講師の例では、5つともAIに任せています。
三宅さんの朝でAIが入っていたのは、このうち合計を出す1か所だけでした。
今日の指示文は、この5つで作ります。

すべての作業(13)の分け方を見てみる
AI AIに任せる人 人がやるAI・人 1つの作業の中で分かれる

3つの条件=①毎回くり返す ②やり方が決まっている ③人がやると時間がかかる。
「出来事」は、01 ある木曜の朝の出来事の番号です。

#作業出来事集計①②③分け方
13営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る1・2集計○○○AI
渡したデータから、足りない営業所を言わせる
2日報が届いていない営業所に、社内チャットで催促する3−○△○文面はAI・送るのは人
3所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる5集計○○○AI
4営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる)6集計○○○AI
いまAIが入っているのはここだけ
5基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる7集計○○○AI
差額と、合わない営業所を出す
6合わない営業所について、ずれの原因の当たりをつける8−○△○候補はAI・決めるのは人
7営業所に電話して、原因を聞く8−△×−人
8先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う9集計○○○AI
何%で知らせるかを決めるのは人
9外れた理由を営業に聞き、どう扱うかを判断する9−△×−人
10部長への共有メールの文面を作る10−○○○AI
11部長へ共有メールを送る10−○××人
責任を持つ確認
12どこまで終わったかを付箋に残す11−○○○AI
指示文のチェックリストとして出す
13営業からの問い合わせ(先月の請求額など)に、基幹システムで調べて答える4−○△○今回は扱わない
集計ではない別の業務のため

2・6・10・12のように、集計でなくてもAIに手伝わせられる作業はあります。
最初は、頼みやすい集計から始めます。

03 / Data

ハンズオン1② AIに渡す前に、データの列を消す

ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)

10/28(水)分のデータです(10/29の朝、三宅さんのところに届いたもの)。
人が見るべきことを仕込んであります(中身は、作業3で確かめます)。

データの画面(10/28分)

消した列は、このブラウザに保存されます

10/28分の日報と日計表を、この画面で見て、列を消して、そのままコピーできます。
Excelを開く必要はありません。

列の見出しの「消す」を押すと、その列はコピーに入らなくなります。
川口と大宮は列の名前が同じなので、一緒に消えます。
消した列は、見出しの「戻す」で1つずつ、「消した列をすべて戻す」でまとめて戻せます。
コピーは、ChatGPTにそのまま貼れる表の形(Markdown)です。

Excelでも見たい人へ(ダウンロード)

10/28(水)分
中身は、列を消したり直したりする前の元のデータです。

ハンズオン1②(データ)のゴール

消した列と、消した理由を言える。
列を消したデータで、合計が正しく出ることを確かめた。

作業1

消す列の候補を、AIに出してもらう

なぜ
設計の型 4 つなぐ(の準備)

「04 指示文で回す」では、日報と日計表をChatGPTに貼って集計してもらいます。
その前に、集計に使わない列や、外に出さないほうがよい列(取引先や社員の名前など)を消しておきます。
候補出しはAIに任せますが、AIに見せるのは列の見出しだけです。

見る

上の画面(10/28(水)分)の「川口_日報」。
いちばん上の行が列の見出しです。

やる
  1. 下のボタンで頼み方をコピーし、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
  2. 上の画面で「川口_日報」を開き、「このシートの見出しをコピー」を押して、頼み方の下に貼って送る
頼み方

AIに見せるのは、列の見出しだけです。
中身のデータは見せません。

終わり

消す列の候補が出た。

作業2

消す列を自分で決めて、消す

なぜ
設計の型 4 つなぐ(の準備)

どの列を外に出してよいかは、会社のルールを知っている人が決めることです。
AIの候補はそのまま使わず、消すかどうかは自分で決めます。

やる
  1. 候補を見て、消す列を自分で決める
  2. 上の画面で、消す列の見出しの「消す」を押す(川口と大宮は列の名前が同じなので、一緒に消えます)

10/28は所沢の日報が届いていないので、所沢のシートはありません。
04で使う翌日(10/29)のデータでは、所沢の同じ意味の列(得意先・担当・メモ)も一緒に消えます。

終わり

消した列と、消した理由を言える。

講師が消した列の例を開く(消す列を自分で決めてから)
消す
  • 得意先名割烹 みやこ・炉端 はまかぜ(取引先の情報)
  • 担当野口・佐々木(社員の名前)
  • 備考単価訂正済み・追加発注(電話)(取引の中身)
残す
  • 区分・金額売上/返品・51200
    集計そのもの
  • 伝票日付2026-10-28
    別の日の伝票が混ざっていないかの確認
  • 得意先コード・伝票No110011・川-1201
    ずれを探すときは、名前の代わりにコードで足りる

AIは「区分」も要らないと答えることがあります。
AIが見たのは見出しだけで、区分に「売上」と「返品」が入っていることを知りません。
消すと、返品が売上として足されます。
区分を消してしまった人は、03の画面で「区分」の「戻す」を押してください。

ChatGPTに入れる前に確かめること

必ず確かめる
渡してよいデータか

基幹システム_売上日計表は、会社の売上の数字です。
渡してよいかは、会社のルールで確かめます(三宅さんの会社は、ChatGPT無料版の利用が許可されています)。

学習に使われない設定か

ChatGPTの設定 → データコントロール → 「モデル改善に協力する」がオンだと、チャットが学習に使われます。
入れる前に、オフになっているかを確かめます。

作業3

列を消したデータで、合計を頼んでみる

なぜ
設計の型 4 つなぐ

列を消しても、集計に要る列が残っていれば、AIは合計を出せます。
まず、いまの三宅さんと同じ短い頼み方で、合計が正しく出るかを確かめます。
あわせて、頼んでいない確認(未提出・日計表とのずれ)までAIが言うかも見ます。

やる
  1. 「10/28のデータをコピー」を押し、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
  2. 「頼み方をコピー」を押し、その下に貼って送る
頼み方
確かめる
  • 純売上が、川口 733,000円・大宮 778,500円になっている
    川口が758,600円、大宮が787,500円なら、返品も売上として足されています。「区分」の列を消していないか、上の画面で見てください
  • 所沢の日報が届いていないことを、AIが言ったか
  • 川口の合計が、日計表(705,600円)と合わないことを、AIが言ったか
終わり

合計は短い一言で出る。
ただ、頼んでいない確認は、言う日も言わない日もある。
次の「04 指示文で回す」で、このチャットのまま、毎朝同じ確認まで出る形にしてもらいます。

シートの形(迷ったときに見る)

川口・大宮の日報(本社様式)

伝票日付伝票No得意先コード得意先名担当便品目区分区分金額備考

「区分」が「売上」か「返品」。
返品の金額は正の数で入っています。

所沢の日報(所沢だけの様式)

得意先金額伝票No担当品目日付メモ

列の並びが違い、「区分」の列がありません。
返品はマイナスの金額で入っていて、いちばん下に合計の行があります。

基幹システムの売上日計表

営業所コード営業所名売上金額返品金額値引金額純売上金額月累計純売上先週同曜日純売上伝票枚数

金額はすべて税抜です。
「先週同曜日純売上」は、三宅さんのExcelの控えの数字を入れてあります。

04 / Hands-on 1-②

ハンズオン1② 指示文にして、翌日のデータで回す

ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)

上から順に、4つの作業をします。
作業5は、時間がある人だけで構いません。

このハンズオンのゴール

集計の5つが入ったプロジェクトで、翌日のデータを渡して「今日の分」と送ると、5つとも動き、【要確認】に所沢の先週比が出る。

作業1

同じチャットで、毎日回せる形(プロジェクト)にしてもらう

なぜ
設計の型 4 つなぐ

03で、合計は一言で出ても、頼んでいない確認は毎回出るとは限らないと分かりました。
この集計は毎日やるので、毎回頼み方を書かなくても、同じ確認まで出る形にします。
形にするのも、ChatGPTに頼めます。
いま合計を出したチャットなら、ChatGPTはデータの形も、出した確認も分かっています。

やる
  1. 03の作業3で合計を出したチャットで、下の一言を送る
  2. ChatGPTが出した、プロジェクトの指示欄に貼る文(指示文)を読む
頼み方
確かめる
  • 02の記入欄で「AI」にした集計の作業が、全部入っている
    そろったか・書き方の違いをそろえる・合計・日計表との見比べ・先週比
  • 人が見る所を【要確認】として出させている
  • 電話する・決める・送るのは人、と書いてある
終わり

3つがそろった指示文ができた。
足りなければ、同じチャットで「〇〇も入れて」と足してもらう。

作業2

プロジェクトを作って、指示文を貼る

なぜ
設計の型 4 つなぐ

プロジェクトの指示欄に貼った指示文は、そのプロジェクトの中のチャットで毎回読まれます。
だから、毎朝データを渡して「今日の分」と送るだけで、同じ手順で回ります。
昨日のチャットを探して、指示をコピーし直す必要がなくなります。

やる
  1. ChatGPTの左のメニューから、新しいプロジェクトを作る(名前の例:朝の売上取りまとめ)
  2. プロジェクトの画面で指示(プロジェクトの指示)の欄を開き、作業1でChatGPTが出した指示文を貼って保存する

作業1のチャットは、プロジェクトの外にあって構いません。
指示文だけをコピーして貼ります。

確かめる

プロジェクトの指示に、作業1の指示文が入っている。

終わり

指示文の入ったプロジェクトができた。

作業3

翌日(10/29)のデータで回す

なぜ
設計の型 4 つなぐ

プロジェクトにしたので、翌日の朝は、データを渡して「今日の分」と送るだけです。
翌日のデータには、10/28にはなかったこと(所沢の書き方の違い・先週より大きく下がった数字)が入っています。
集計の5つが、まだ見たことのないデータでも全部動くかを確かめます。

見る

翌日(10/29(木)分)のデータ。10/30の朝に届いたものです。
川口・所沢・大宮の日報と日計表がそろっています。

やる
  1. 作業2のプロジェクトの中で、新しいチャットを開く
  2. 下の「翌日のデータをコピー」を押し、そのチャットに貼る
  3. 続けて「今日の分」と書いて送る

03で消した列は、翌日のデータでも消えた状態でコピーされます。

確かめる
  • そろったか:3営業所とも届いていて、未提出は出ていない
  • 書き方をそろえる・合計:所沢の純売上が 349,400円になっている
    所沢だけ書き方が違います(返品がマイナス・いちばん下に合計の行)。698,800円なら、合計の行まで足しています
  • 日計表との突き合わせ:3営業所とも一致している(川口 762,100円・大宮 731,300円)
  • 先週比:【要確認】に「所沢が先週の同じ曜日より約3割低い」が出ている
終わり

集計の5つが、翌日のデータで動くことを確かめた。
出ていないものがあれば、作業4で指示文に足す。

作業4

【要確認】に出なかった確認を、指示文に足す

なぜ
設計の型 4 つなぐ

自分の指示文で見落とした所を見つけ、何を書けばAIが拾えるかを知ります。
ハンズオン2で、自分の仕事の指示文を書くときに使います。

見る

作業3の「確かめる」で、出ていなかったもの。

やる
  1. 下の模範の指示文で、出ていなかった確認がどう書いてあるかを探す
  2. その行を、プロジェクトの指示の自分の指示文に足して保存する(模範の指示文からコピーしてよい)
  3. 作業3と同じように翌日のデータを貼り、「今日の分」と送る(2回目)

作業3で4つとも確かめられた人は、模範の指示文を読んで、自分の指示文との違いを見るだけで構いません。

終わり

作業3の4つが、すべて確かめられた。
自分の指示文に足りなかった行を言える。

模範

三宅さんの集計(そろったか見る・形をそろえる・合計・日計表との突き合わせ・先週比)を、AIへの指示にしたものです。
自分の指示文で回したあとに開いてください。

作業5

部長への共有メールの下書きを頼む

時間がある人
なぜ
作業はAIに、判断は人に

三宅さんの朝は、部長への共有メールを送って終わります。
文面を作るのはAIに任せられますが、そのまま送ってよいかを決めるのは人です。

やる
  1. 作業4で回したチャット(作業4を読むだけにした人は、作業3のチャット)で、下の一言を送る
  2. 出てきた下書きを読む
頼み方
確かめる
  • 数字が日計表の純売上になっている(合計 1,842,800円)
  • 所沢の先週比が【確認中】に入っている
  • このまま部長へ送ってよいかを、自分で決められる
    所沢の理由を営業に聞く前に送るか、聞いてから送るか
終わり

文面はAIが作り、送るかどうかは自分で決めた。
毎朝の下書きまで仕組みにしたいときは、プロジェクトの指示に「共有メールの下書きも作る」と足せます。

講師のデモ:三宅さんの時短(見るだけ)

講師の画面で、計算して見せます。
三宅さんが1日だけ記録した朝から、集計にかかっていた時間を拾いました。
AIに任せても、0にはなりません。
【要確認】を読んで判断し、送るのは人です。
減るのは、その差の分です。

集計の作業(朝の時間割)任せる前
そろったか見る(8:45〜9:10)25分
形を確認する(9:46〜9:55)9分
合計を出す(昨日の指示を探して、ChatGPTに頼む 9:55〜10:05)10分
日計表と照合する(10:05〜10:12)7分
先週と比べる(10:35〜10:41)6分
合計57分
任せる前(分)57
1日に減る時間−
月の時間(22日)−
月の金額(時給2,200円)−

任せた後の時間=データを渡して「今日の分」と送ってから、【要確認】を読み終えて、送ってよいと決めるまでの時間です。

05 / Hands-on 2

ハンズオン2 自分の仕事の集計を、AIに任せる形にする

ハンズオン2=自分の仕事の集計を1つ選び、仕組みの形と指示文の下書きと、時短の目安を作る
①並べて選ぶ(作業1・2) → ②作業にばらして、仕組みの形と指示文の下書きにする(作業3〜5) → ③金額にする(作業6)

三宅さんの朝でやったことを、自分の仕事でやります。
①②③の段が1つ終わるごとに、講師の画面に戻ります。

このハンズオンのゴール

自分の集計の仕組みの形と指示文の下書きと、消す列のメモと、時短メモ(減る時間と金額の目安)が手元にある。

自分の仕事でChatGPTを使う前に

必ず守る

自分の会社のデータは、ChatGPTに入れません。
会社の名前・顧客名・個人名も書きません。
聞かれても、「〇〇の件」「Aさん」のように伏せて答えます。

書いた内容はこのブラウザに自動で保存されます。
持ち帰るときは、各欄の「コピー」を押して、Excelやメモに貼ってください。

作業1

自分のくり返しの仕事を、ChatGPTと一緒に並べる

なぜ
設計の型 1 書き出す

ハンズオン1では、三宅さんの朝の作業が書き出してありました。
自分の仕事は、まず自分で書き出す必要があります。
ふだんの仕事は思い出しにくいので、ChatGPTに質問してもらいながら並べます。

やる
  1. 下の頼み方を、ChatGPTの新しいチャットに貼って送る
  2. 質問(多くて5問)に答える(時間はだいたいで構いません)
  3. 最後に出る一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す
頼み方

会社名・顧客名・個人名は書きません。
思い当たらない人は、下の「講師の例」の「アンケートの集計」で進めて構いません。

終わり

下の表に、自分のくり返しの仕事が入った。

集計の型

数える

申込件数・問い合わせ件数・応募者数

足す

売上・経費・請求額

そろったか見る

提出物・日報・勤怠の打刻

前と比べる

先週の数字・在庫・アンケートの結果

#仕事の名前毎日・毎週・毎月1回の時間(分)集計の型①毎回
くり返す
②やり方が
決まっている
③人がやると
時間がかかる
選ぶ
講師の例を開く(思い当たらないとき)

ほかの職場でくり返されている集計の例です。
思い当たらない人は、「アンケートの集計」をそのまま使って、作業2〜6まで進めてください。
近い例があれば、自分の仕事に書き換えても構いません。

アンケートの集計(研修後・イベント後・お客さまの満足度など/毎月・だいたい60分)

  1. アンケートの管理画面から、回答の一覧をダウンロードする(5分)
  2. 選択式の回答を、設問ごとに数える(15分)
  3. 前回の結果と比べて、上がった・下がった設問に印を付ける(10分)
  4. 自由記述を読んで、良かった点・要望・不満に分ける(20分)
  5. 結果をまとめて上司に報告し、次回に直すことを相談する(10分)

申込件数の集計(セミナー運営の事務)

  1. 申込フォームの管理画面を開き、昨日の申込を確認する
  2. 申込の一覧をダウンロードして、集計用のExcelに貼る
  3. 同じ人の二重申込やテスト送信を探して消す
  4. セミナーごとの申込件数を数え、先週と比べる
  5. 件数を上司にチャットで報告し、少ない回は担当者と告知を相談する

提出物の確認(研修の受講報告書)

  1. 共有フォルダを開き、届いた報告書を確かめる
  2. 受講者の名簿と見比べて、出ていない人に印を付ける
  3. 書き漏れや日付の間違いがないか、1枚ずつ読む
  4. 出ていない人に、催促のメールを送る
  5. 提出状況を表にまとめて、所属長に送る

問い合わせ件数の報告(カスタマーサポート)

  1. 問い合わせ管理の画面で、先週の問い合わせを一覧にする
  2. 内容を読んで、配送・返品・操作方法などに分ける
  3. 種類ごとの件数を数え、前の週と比べる
  4. 増えた種類について、担当者に理由を聞く
  5. 週報にまとめて、チームの定例で共有する
作業2

最初にAIに任せる集計を、1つ選ぶ

なぜ
設計の型 2・3 分ける・選ぶ

全部を一度に任せず、最初の1つを選びます。
集計から選ぶのは、やり方が決まっていて、毎回くり返す作業だからです。
どれから始めるかは、自分の職場を知っている人が決めることです。

見る

作業1の表。

やる
  1. 集計にあたる仕事に、3つの条件の○△×を付ける
  2. 3つとも○の集計を1つ、表の「選ぶ」で選ぶ

3つの条件は、ハンズオン1と同じです(①毎回くり返す ②やり方が決まっている ③人がやると時間がかかる)。
②は、その場で決めることがないか、で見ます。

終わり

任せる集計を1つ選んだ。
チャットに1行で書く(例:アンケートの集計・毎月・60分)。

作業3

選んだ集計を、ChatGPTと壁打ちして作業にばらす

なぜ
設計の型 2 分ける

ハンズオン1で三宅さんの朝を作業に分けたのと同じことを、選んだ集計でやります。
作業にばらすと、どこをAIに任せ、どこを人が決めるかが見えます。
この一覧が、作業4の仕組みの形、作業5の指示文、作業6の時間の計算の材料になります。

見る
やる
  1. 下の頼み方を、ChatGPTの新しいチャットに貼って送る
  2. 質問(多くて5問)に1つずつ答える(時間はだいたいで構いません)
  3. 最後に出る作業の一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す
頼み方(上の「選んだ仕事」が入ります)
確かめる
  • 毎回やっていることが、抜けずに入っている
  • 「AI」にした作業に、その場で決めること(判断)が混ざっていない
終わり

下の表に、選んだ集計の作業と、それぞれの「AIか人か」「任せる前(分)」が入った。

#作業AIか人か任せる前(分)
講師の例を開く(作業にばらせなかったとき・アンケートの集計)

ばらせなかった人は、下の一覧をコピーして、上の枠に貼り、「表に入れる」を押してください。
自分の仕事に合わせて、あとから書き換えます。

作業の一覧(アンケートの集計・1回60分)

回答の一覧をダウンロードする|人|5
選択式の回答を、設問ごとに数える|AI|15
前回の結果と比べて、動いた設問に印を付ける|AI|10
自由記述を読んで、良かった点・要望・不満に分ける|AIと人|20
結果をまとめて上司に報告し、次回に直すことを相談する|人|10
作業4

同じチャットで、仕組みの形を相談して決める

なぜ
設計の型 4 つなぐ

ハンズオン1の三宅さんの指示文には、いつ回すか・何を渡すか・何と言えば回るか・何が返るか・人は何をするかが入っていました(下の講師の例)。
自分の仕事でも、指示文の前にこの形を決めます。
案はAIに相談できますが、どの形にするかを決めるのは自分です。

やる
  1. 作業3のチャットで、下の一言を送る
  2. 出てきた案を読み、合わない所は「〇〇は人がやりたい」のように返して直してもらう(AIか人かを変えたら、作業3の表も直す)
  3. 最後のまとめ(5行)を「仕組みの形」の欄に、消す列を「渡す前に消す列」の欄に貼る
頼み方
確かめる
  • ChatGPTのプロジェクトで回せる形になっている
    マクロや別の道具を作る話になっていたら、「ChatGPTのプロジェクトだけで回したい」と返す
  • AIに渡す前に消す列が決まっている
  • 人がやること(確かめる・決める・送る)が書いてある
終わり

仕組みの形(5行)と、渡す前に消す列が、下の欄に入った。

講師の例を開く(ハンズオン1の三宅さんの形)
いつ回すか毎朝、3営業所の日報と日計表が届いたら
AIに渡すもの日報と日計表(渡す前に、得意先名・担当・備考の列を消す)
何と言えば回るか「今日の分」
AIが返すもの営業所別の表と、【要確認】(未提出・日計表とのずれ・先週比で外れた値)
人がやること【要確認】を見て、営業所に電話して確かめ、部長へ送ると決める
作業5

同じチャットで、指示文の下書きにしてもらう

なぜ
設計の型 4 つなぐ

作業4で決めた形を、ChatGPTのプロジェクトの指示欄に貼る文にしてもらいます。
合宿のあと、会社のルールを確かめてから、自分の業務で回すための材料になります。

やる
  1. 作業4のチャットで、下の一言を送る
  2. 出てきた指示文の下書きを、下の欄に貼る
頼み方
確かめる
  • 作業3で「AI」「AIと人」にした作業が、全部入っている
  • 作業4で決めた「何と言えば回るか」「AIが返すもの」のとおりになっている
  • 人が見る所を【要確認】として出させている
  • 送る・決めるのは人、と書いてある
終わり

指示文の下書きが、下の欄に入った。
チャットに「できた」と書く。

講師の例を開く(下書きができなかったとき・アンケートの集計)

下書きができなかった人は、指示文をコピーして「指示文の下書き」の欄に貼ってください。
作業4の「仕組みの形」も空いている人は、仕組みの形をコピーして「仕組みの形」の欄に貼ってください(宿題の時短の1枚に入ります)。
この例で渡す前に消す列は、「回答者の名前・メールアドレス」です。

作業6

減る時間を、金額にする

なぜ
設計の型 5 換算する

上司や相手に時短を伝えるときに、時間と金額で言えるようにしておきます。

やる
  1. 下の表(作業3で「AI」「AIと人」にした作業)の「任せた後」に、AIに任せたあとも人に残る時間を選ぶ
  2. 下に時給を入れる
  3. 「時短メモをコピー」を押す
作業AIか人か任せる前(分)任せた後(分)

「AI」と「AIと人」の作業の「任せる前 − 任せた後」を足します。
1か月の回数は、作業2で選んだ仕事が毎日なら22、毎週なら4、毎月なら1が自動で入ります。
出てくる金額は目安です。

終わり

時短メモ(仕事の名前・AIに任せる作業・減る時間・月の時間と金額の1行)ができた。

1回に減る時間(分)0
月の時間−
月の金額−

例 毎日60分 → 15分なら、45分 × 22日 = 月16.5時間 → 時給2,200円なら月36,300円。

宿題

時短の価値を1枚にまとめて、Discordに出す

なぜ
設計の型 5 換算する

今日作った仕組みで、どれだけ時間が浮き、それがいくらになるのかを、1枚で見えるようにします。
浮いた時間を何に使うかまで書くと、時短が何のためかがはっきりします。
自分の振り返りにも、上司や相手に見せるときの材料にもなります。

やる
  1. 下に、浮いた時間で何をしたいかを書く
  2. 「時短の1枚をコピー」を押して、Discordに出す
余裕が
あれば

コピーした1枚を、ChatGPTで画像にしてから出しても構いません。
ChatGPTの入力欄で「画像を生成する」を選び、コピーした1枚をそのまま貼って送るだけです。

画像の中の数字や文字は、AIが書き間違えることがあります。
出す前に、元の1枚と見比べて、時間と金額が合っているかを確かめてください。
無料プランは、1日に作れる画像の数に上限があります。

終わり

時短の1枚(文字か画像)を、Discordに出した。

−
−

時間と金額は、作業6の計算から自動で入ります。
仕組みの形は、作業4で決めたものが入ります。