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この合宿の全体
この合宿で身につくこと
毎日の仕事の中から集計を見つけて、AIに任せる所と人が確かめる所に分け、AIの部分を指示文にして回す考え方とやり方です。
特別な道具やプログラミングの腕は要りません。
仕事の見方が変わります。
自分の毎日の仕事が、少ない手間で回るようになります。
上司への提案や、人の仕事の改善につなげられます。
最後は、その価値を「時間」か「金額」で言えるようにします。
AIに任せても、確かめる時間は人に残ります。
減るのは、その差の分です。
設計の型(5ステップ)
- 書き出す
何を見て、何をして、誰に聞いたかを書き出す
- 分ける
作業ごとに、AIに任せるか人がやるかを、3つの条件(毎回くり返す・やり方が決まっている・人がやると時間がかかる)で決める。
集計(数える・足す・そろったか見る・前と比べる)は、AIに任せやすい - 選ぶ
どの集計から手をつけるかを、3つの条件がそろうかで決める
- つなぐ
AIの部分を指示文にし、「データを渡して一言」で回す
- 換算する
減った時間を金額に直す
- 三宅さんの集計が「データを渡して『今日の分』」で回り、人は【要確認】の行を中心に結果を確かめ、送るかを決めます。
減った時間と金額も分かっています。 - 自分の仕事の集計を1つ選び、任せ方を書いた指示文の下書きと、時短の目安(時間と金額)が手元にあります。
この演習で得られること
毎日やっていることを書き出し、AIに任せることと自分でやることを分けると、どこから手をつければよいかが分かります。
頼み方を指示文に残しておけば、確認の作業までAIに任せられます。
5つのステップは、どの業務にも当てはまります。
申込件数の集計、提出物の確認、問い合わせ件数の報告など、「届いたものを確かめて、まとめて、報告する」仕事なら、同じやり方で進められます。
人の仕事を見るときの順番が分かります。
その人が毎日やっていることを順に書き出し、AIに任せることと人がやることを分けます。
そのうえで、どれから手をつけるかを決め、浮いた時間がいくらになるかを示します。
仕事の発注書や提案書も、この順番で書かれています。
合宿で約束するのは、自分の集計の指示文の下書きと、時短の目安を持って帰る状態までです。
自分の業務で回すのは、会社のルールを確かめた合宿のあとです。
受注や応募を約束するものではありません。
About the work
この演習でやること
最初に全員で動画を見て、三宅さんの朝で何が起きているかと、今日やることを知る。
この演習を3行で
三宅さんは毎朝、3営業所の売上を集めて、10時までに部長へ報告しています。
AIは使っています。
ただ、毎朝昨日のチャットから指示をコピーして書き換え、頼むのは合計だけです。
確認やずれ探しは、すべて自分の手と頭で回しています。
今日は、AIに任せる集計作業を指示文にして、データを渡して「今日の分」と送るだけで、確認まで回る仕組みにします。
今のAIの使い方
| いま | 指示文にしたあと | |
|---|---|---|
| 頼み方 | 昨日のチャットを探して指示をコピーし、日付とファイル名を書き換えて送る | データを渡して「今日の分」と送るだけ |
| 注意点 | 「所沢は返品がマイナス」などを、毎回思い出して書き足す | 指示文に書いてあるので、思い出さなくてよい |
| 頼む範囲 | 合計を出すことだけ。 ずれや3割減は、自分で見つける | そろったかの確認・日計表との突き合わせ・先週比まで |
| AIの出番 | 全部そろうのを待ってからの10分だけ | 届いた分だけで回せる。 未提出は【要確認】に出る |
| 人がやること | 集計以外のすべて | 【要確認】の行を見て判断し、電話して、送る |
指示文にすると何が変わるかは、ハンズオン1で自分で確かめます。
頼み方がチャットと頭の中にあるかぎり、頼む範囲は広げられません。
指示文に書き出すと、朝の流れ全体が変わります。
00 / The job
三宅さんの仕事
三宅さんの仕事の全体です。
今日の題材は、いちばん上の「朝の売上取りまとめ」です。
三宅さんと会社

- 会社
- 飲食店向けの食品卸。
社員120人で、鮮魚・精肉・青果・調味料・酒類を配送しています。 - 人
- 三宅さん(38歳・入社10年目)。
小学生の子どもが2人いて、17:30には退社して迎えに行きます。 - 毎朝の仕事
- 3営業所の前日の売上を取りまとめ、10:00までに部長へ共有します。
- 使っているもの
- 社内チャット・メール・共有フォルダ・基幹システム・Excel・ChatGPT(会社で無料版の利用が許可されています)
三宅さんの6つの仕事
3営業所の日報(Excel)と、基幹システムの日計表を見比べて、部長へ共有する
飲食店からのFAXや手書きの注文を、基幹システムに入力する
伝票と請求書の金額・数量を照らし合わせる
電話やチャットで聞かれ、基幹システムで調べて答える
翌日分の入力と、在庫表の更新
1か月分の売上をまとめ、報告書にする
売上の数字が、三宅さんに届くまで
入力して配送し、事務担当が日報(Excel)を作る遅れる形が違う入れ忘れ
共有フォルダ
メール
次のタブは、三宅さんのある木曜の朝に届いたものを、そのまま並べたものです。
まず読んで、どこで時間を取られたかをつかみます。
この朝から書き出した作業は、02 作業を分ける(ハンズオン1①)に用意してあります。
家での場面は、三宅さんの状況をつかむために置いています。
01 / Thursday morning
ある木曜の朝(10/21(水)分の取りまとめ)
三宅さんの朝を、届いたままに並べています。
この朝から書き出した13の作業を、次の「02 作業を分ける」(ハンズオン1①)で、AIに任せる作業と人の判断に分けます。
どこが集計で、AIが入っている場所がいくつあるかにも、注目してください。
この朝の時間の使い方
三宅さんが、この1日だけ時間を記録してみたものです。
10:00までに送るはずの共有メールは、10:50になりました。
何に時間を取られたのかは、下の出来事を順に読むと分かります。
- 7:32スマホ社内チャット
子どもを送り出しながら、チャットを見る
# 営業管理所沢・中村(事務) 7:05おはようございます。
所沢、昨日の配送が遅れて日報の入力がまだです。
10時ごろになりそうです。三宅 7:31了解です!分かりしだい教えてください - 8:45メール共有フォルダ
出社して、受信箱と共有フォルダを見る
受信 差出人 件名 添付 7:58 川口・田村(事務) 10/21日報(川口) 日報_川口_1021.xlsx 8:12 大宮・小松(事務) 【大宮】日報 10月21日分 大宮1021.xlsx 8:30 営業・野口 Re: 来週の試食会の件 − 8:41 基幹システム(自動送信) 売上日計表(10/21) システムで開いて確認する 営業管理 / 日報 / 2026-10 /日報_川口_1021.xlsx7:57大宮1021.xlsx8:11(所沢の10/21分はまだない) - 9:10社内チャット
所沢に、いつ届くかを聞く
# 営業管理三宅 9:10中村さん、所沢の10/21分の日報、何時ごろになりそうですか?
部長への共有が10時なので、目安だけでも教えてください所沢・中村 9:14すみません、いま入力中です。
10時ちょっと前には送れると思います - 9:18電話基幹システム
待っている間に、営業から電話
野口さん(川口担当)TEL 9:18 「割烹みやこさんの先月の請求額いくらだった?今日の昼に行くから」 → 基幹システムで確認 9月分 412,300円(税抜) → 9:31 折り返し済み - 9:46メールExcel
所沢の日報が届く
差出人:所沢・中村
件名:所沢 日報です遅くなってすみません!10/21分です。 いつもの形でなくてすみません、前のファイルを使ってしまいました。 所沢日報.xlsx開いてみると、列の並びが川口・大宮と違います。
返品は「区分」の列がなく、マイナスの金額で入っています。
いちばん下に合計の行があります。 - 9:55ChatGPT
昨日のチャットを探して、指示をコピーする
昨日の画面を探し、指示の文をコピーして、日付とファイル名を書き換えて送ります。
ChatGPT / 昨日のチャットからコピー添付の3つのファイルは、10月21日の3営業所の売上日報です。 営業所ごとの売上・返品・純売上の合計と、3営業所の合計を出してください。 所沢は返品がマイナスで入っているので注意してください。 - 10:05基幹システムExcel
基幹システムの売上日計表と見比べる
営業所 ChatGPTが出した純売上 日計表の純売上 川口 652,400 613,900 所沢 588,100 588,100 大宮 701,500 701,500 川口だけ、38,500円合いません。
日報のほうが多くなっています。 - 10:12電話
川口に電話する
三宅「田村さん、10/21の日報と日計表で38,500円ずれてて。返品の赤伝って入ってます?」 田村「あ…割烹みやこさんの鮮魚、野口さんが夕方に赤伝切ってました。日報に入れ忘れてます、すみません」 三宅「日報のほう直してもらえますか。部長には先に出しておきます」 → 10:31 修正版の日報が届く - 10:35頭の中自分のExcelの控え社内チャット
所沢の数字が気になる
所沢の純売上は588,100円でした。
先週の水曜は85万円くらいだった気がします。
自分のExcelの控えを見ると846,200円で、3割くらい低くなっています。# 所沢営業三宅 10:41堀さん、所沢の昨日の売上、先週よりかなり低いんですが、何かありました?大口さんのお休みとか所沢営業・堀 10:52焼肉ひらのさん、昨日から改装で1週間休みです。
言ってなかったですね、すみません - 10:50メール
部長へ共有メールを送る(予定より50分遅れ)
送る文面は、いつもの形です。
宛先:高橋部長
件名:【売上速報】10/20(火)分 3営業所(前日に送ったもの=いつもの形)高橋部長 お疲れさまです。営業管理部の三宅です。 10/20(火)分の売上をお送りします(税抜・純売上)。 ・川口 621,800円(先週比 +3.2%) ・所沢 803,400円(先週比 −1.5%) ・大宮 688,000円(先週比 +0.8%) ・合計 2,113,200円/月累計 37,940,600円 【確認中】なし 以上です。よろしくお願いいたします。先週比は、三宅さんが自分のExcelの控え(先週の同じ曜日)と比べて、手で計算しています。
ずれや未提出があるときは、【確認中】に1行ずつ書き、分かりしだい追って連絡します。
この日は、所沢の低さを【確認中】に書いて送りました。 - 17:20付箋
退社前に、付箋を貼る

- 川口 赤伝38,500 → 修正版の日報受け取り済み。日計表と一致OK
- 所沢 ひらの改装で来週水曜まで低い(堀さん)
- 所沢の日報、また旧フォーマット。中村さんに新しい様式を送り直す
02 / Hands-on 1-①
ハンズオン1① 三宅さんの朝の作業を、作業と判断に分ける
ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)
三宅さんの朝の13の作業を、作業と判断に分け、集計の作業だけを表にまとめた。
三宅さんの朝の作業(13)
01 ある木曜の朝の出来事から書き出したものです- 3営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る
- 日報が届いていない営業所に、社内チャットで催促する
- 所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる
- 営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる)
- 基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる
- 合わない営業所について、ずれの原因の当たりをつける
- 営業所に電話して、原因を聞く
- 先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う
- 外れた理由を営業に聞き、どう扱うかを判断する
- 部長への共有メールの文面を作る
- 部長へ共有メールを送る
- どこまで終わったかを付箋に残す
- 営業からの問い合わせ(先月の請求額など)に、基幹システムで調べて答える
13の作業を、ChatGPTと一緒に分ける
朝の作業は、上に書き出してあります(設計の型の1つ目「書き出す」は済んでいます)。
これを、AIに任せる「作業」と、人が決める「判断」に分けます。
頼み方は、短い一言で十分です。
自分の仕事でも、作業を並べて同じ一言を送れば始められます。
上の「三宅さんの朝の作業(13)」。
- 下のボタンで頼み方をコピーし、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
- 上の「作業の一覧をコピー」を押し、頼み方の下に貼って送る
- 返ってきた分け方を読む
- 違うと思う作業があれば、「◯番はなぜAIなの?」のように理由を聞くか、自分の考えを伝える(多くて5つまで)
13の作業が、AIに任せる作業と人の判断に分かれた。
集計の作業だけを、表に入れる
表には、集計の作業だけを残します。
最初にAIに任せやすいのは、やり方が決まっていて、毎回くり返す集計だからです。
表に残した作業が、「04 指示文で回す」でAIに頼む中身になります。
- 下のボタンを押し、同じチャットに貼って送る
- 出てきた一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す(表の「AIか人か」まで埋まります)
表の「①②③」の列は、付けたい人だけで構いません。
表に、集計の作業と、それぞれの「AIか人か」が入った。
講師が分けた例は、記入欄のすぐ下にあります(自分で分けてから開く)。
記入欄(集計の作業)
書いた内容は、このブラウザに自動で保存されます| # | 集計の作業(何を見て、何をして、誰に聞いたか) | ①毎回 くり返す | ②やり方が 決まっている | ③人がやると 時間がかかる | AIか人か |
|---|
ハンズオン1① 講師が分けた例
分け方は、職場によって変わります講師の例を開く(自分で分けてから)
記入欄に入る、集計の作業(5つ)です。
#は「三宅さんの朝の作業(13)」の番号です。
| # | 集計の作業 | ① | ② | ③ | AIか人か |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る | ○ | ○ | ○ | AI 渡したデータから、足りない営業所を言わせる |
| 3 | 所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる | ○ | ○ | ○ | AI |
| 4 | 営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる) | ○ | ○ | ○ | AI いまAIが入っているのはここだけ |
| 5 | 基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる | ○ | ○ | ○ | AI 差額と、合わない営業所を出す |
| 8 | 先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う | ○ | ○ | ○ | AI 何%で知らせるかを決めるのは人 |
講師の例では、5つともAIに任せています。
三宅さんの朝でAIが入っていたのは、このうち合計を出す1か所だけでした。
今日の指示文は、この5つで作ります。
すべての作業(13)の分け方を見てみる
3つの条件=①毎回くり返す ②やり方が決まっている ③人がやると時間がかかる。
「出来事」は、01 ある木曜の朝の出来事の番号です。
| # | 作業 | 出来事 | 集計 | ① | ② | ③ | 分け方 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3営業所の日報が、メールと共有フォルダにそろったかを見る | 1・2 | 集計 | ○ | ○ | ○ | AI 渡したデータから、足りない営業所を言わせる |
| 2 | 日報が届いていない営業所に、社内チャットで催促する | 3 | − | ○ | △ | ○ | 文面はAI・送るのは人 |
| 3 | 所沢の日報の、列の並びと返品の書き方を、ほかの営業所にそろえる | 5 | 集計 | ○ | ○ | ○ | AI |
| 4 | 営業所ごと・全体の売上の合計を出す(ChatGPTに頼んでいる) | 6 | 集計 | ○ | ○ | ○ | AI いまAIが入っているのはここだけ |
| 5 | 基幹システムの売上日計表と、合計を突き合わせる | 7 | 集計 | ○ | ○ | ○ | AI 差額と、合わない営業所を出す |
| 6 | 合わない営業所について、ずれの原因の当たりをつける | 8 | − | ○ | △ | ○ | 候補はAI・決めるのは人 |
| 7 | 営業所に電話して、原因を聞く | 8 | − | △ | × | − | 人 |
| 8 | 先週の同じ曜日と比べて、外れた数字を拾う | 9 | 集計 | ○ | ○ | ○ | AI 何%で知らせるかを決めるのは人 |
| 9 | 外れた理由を営業に聞き、どう扱うかを判断する | 9 | − | △ | × | − | 人 |
| 10 | 部長への共有メールの文面を作る | 10 | − | ○ | ○ | ○ | AI |
| 11 | 部長へ共有メールを送る | 10 | − | ○ | × | × | 人 責任を持つ確認 |
| 12 | どこまで終わったかを付箋に残す | 11 | − | ○ | ○ | ○ | AI 指示文のチェックリストとして出す |
| 13 | 営業からの問い合わせ(先月の請求額など)に、基幹システムで調べて答える | 4 | − | ○ | △ | ○ | 今回は扱わない 集計ではない別の業務のため |
2・6・10・12のように、集計でなくてもAIに手伝わせられる作業はあります。
最初は、頼みやすい集計から始めます。
03 / Data
ハンズオン1② AIに渡す前に、データの列を消す
ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)
10/28(水)分のデータです(10/29の朝、三宅さんのところに届いたもの)。
人が見るべきことを仕込んであります(中身は、作業3で確かめます)。
データの画面(10/28分)
消した列は、このブラウザに保存されます10/28分の日報と日計表を、この画面で見て、列を消して、そのままコピーできます。
Excelを開く必要はありません。
列の見出しの「消す」を押すと、その列はコピーに入らなくなります。
川口と大宮は列の名前が同じなので、一緒に消えます。
消した列は、見出しの「戻す」で1つずつ、「消した列をすべて戻す」でまとめて戻せます。
コピーは、ChatGPTにそのまま貼れる表の形(Markdown)です。
Excelでも見たい人へ(ダウンロード)
10/28(水)分
中身は、列を消したり直したりする前の元のデータです。
消した列と、消した理由を言える。
列を消したデータで、合計が正しく出ることを確かめた。
消す列の候補を、AIに出してもらう
「04 指示文で回す」では、日報と日計表をChatGPTに貼って集計してもらいます。
その前に、集計に使わない列や、外に出さないほうがよい列(取引先や社員の名前など)を消しておきます。
候補出しはAIに任せますが、AIに見せるのは列の見出しだけです。
上の画面(10/28(水)分)の「川口_日報」。
いちばん上の行が列の見出しです。
- 下のボタンで頼み方をコピーし、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
- 上の画面で「川口_日報」を開き、「このシートの見出しをコピー」を押して、頼み方の下に貼って送る
AIに見せるのは、列の見出しだけです。
中身のデータは見せません。
消す列の候補が出た。
消す列を自分で決めて、消す
どの列を外に出してよいかは、会社のルールを知っている人が決めることです。
AIの候補はそのまま使わず、消すかどうかは自分で決めます。
- 候補を見て、消す列を自分で決める
- 上の画面で、消す列の見出しの「消す」を押す(川口と大宮は列の名前が同じなので、一緒に消えます)
10/28は所沢の日報が届いていないので、所沢のシートはありません。
04で使う翌日(10/29)のデータでは、所沢の同じ意味の列(得意先・担当・メモ)も一緒に消えます。
消した列と、消した理由を言える。
講師が消した列の例を開く(消す列を自分で決めてから)
- 得意先名割烹 みやこ・炉端 はまかぜ(取引先の情報)
- 担当野口・佐々木(社員の名前)
- 備考単価訂正済み・追加発注(電話)(取引の中身)
- 区分・金額売上/返品・51200
集計そのもの - 伝票日付2026-10-28
別の日の伝票が混ざっていないかの確認 - 得意先コード・伝票No110011・川-1201
ずれを探すときは、名前の代わりにコードで足りる
AIは「区分」も要らないと答えることがあります。
AIが見たのは見出しだけで、区分に「売上」と「返品」が入っていることを知りません。
消すと、返品が売上として足されます。
区分を消してしまった人は、03の画面で「区分」の「戻す」を押してください。
ChatGPTに入れる前に確かめること
必ず確かめる基幹システム_売上日計表は、会社の売上の数字です。
渡してよいかは、会社のルールで確かめます(三宅さんの会社は、ChatGPT無料版の利用が許可されています)。
ChatGPTの設定 → データコントロール → 「モデル改善に協力する」がオンだと、チャットが学習に使われます。
入れる前に、オフになっているかを確かめます。
列を消したデータで、合計を頼んでみる
列を消しても、集計に要る列が残っていれば、AIは合計を出せます。
まず、いまの三宅さんと同じ短い頼み方で、合計が正しく出るかを確かめます。
あわせて、頼んでいない確認(未提出・日計表とのずれ)までAIが言うかも見ます。
- 「10/28のデータをコピー」を押し、ChatGPTの新しいチャットに貼る(まだ送らない)
- 「頼み方をコピー」を押し、その下に貼って送る
- 純売上が、川口 733,000円・大宮 778,500円になっている
川口が758,600円、大宮が787,500円なら、返品も売上として足されています。「区分」の列を消していないか、上の画面で見てください - 所沢の日報が届いていないことを、AIが言ったか
- 川口の合計が、日計表(705,600円)と合わないことを、AIが言ったか
合計は短い一言で出る。
ただ、頼んでいない確認は、言う日も言わない日もある。
次の「04 指示文で回す」で、このチャットのまま、毎朝同じ確認まで出る形にしてもらいます。
シートの形(迷ったときに見る)
川口・大宮の日報(本社様式)
「区分」が「売上」か「返品」。
返品の金額は正の数で入っています。
所沢の日報(所沢だけの様式)
列の並びが違い、「区分」の列がありません。
返品はマイナスの金額で入っていて、いちばん下に合計の行があります。
基幹システムの売上日計表
金額はすべて税抜です。
「先週同曜日純売上」は、三宅さんのExcelの控えの数字を入れてあります。
04 / Hands-on 1-②
ハンズオン1② 指示文にして、翌日のデータで回す
ハンズオン1=三宅さんの集計作業を、データを渡して一言で回る仕組みにする
①集計作業を選ぶ(02) → ②列を消して、合計を試す(03) → ②指示文にして、翌日のデータで回す(04)
上から順に、4つの作業をします。
作業5は、時間がある人だけで構いません。
集計の5つが入ったプロジェクトで、翌日のデータを渡して「今日の分」と送ると、5つとも動き、【要確認】に所沢の先週比が出る。
同じチャットで、毎日回せる形(プロジェクト)にしてもらう
03で、合計は一言で出ても、頼んでいない確認は毎回出るとは限らないと分かりました。
この集計は毎日やるので、毎回頼み方を書かなくても、同じ確認まで出る形にします。
形にするのも、ChatGPTに頼めます。
いま合計を出したチャットなら、ChatGPTはデータの形も、出した確認も分かっています。
- 03の作業3で合計を出したチャットで、下の一言を送る
- ChatGPTが出した、プロジェクトの指示欄に貼る文(指示文)を読む
- 02の記入欄で「AI」にした集計の作業が、全部入っている
そろったか・書き方の違いをそろえる・合計・日計表との見比べ・先週比 - 人が見る所を【要確認】として出させている
- 電話する・決める・送るのは人、と書いてある
3つがそろった指示文ができた。
足りなければ、同じチャットで「〇〇も入れて」と足してもらう。
プロジェクトを作って、指示文を貼る
プロジェクトの指示欄に貼った指示文は、そのプロジェクトの中のチャットで毎回読まれます。
だから、毎朝データを渡して「今日の分」と送るだけで、同じ手順で回ります。
昨日のチャットを探して、指示をコピーし直す必要がなくなります。
- ChatGPTの左のメニューから、新しいプロジェクトを作る(名前の例:朝の売上取りまとめ)
- プロジェクトの画面で指示(プロジェクトの指示)の欄を開き、作業1でChatGPTが出した指示文を貼って保存する
作業1のチャットは、プロジェクトの外にあって構いません。
指示文だけをコピーして貼ります。
プロジェクトの指示に、作業1の指示文が入っている。
指示文の入ったプロジェクトができた。
翌日(10/29)のデータで回す
プロジェクトにしたので、翌日の朝は、データを渡して「今日の分」と送るだけです。
翌日のデータには、10/28にはなかったこと(所沢の書き方の違い・先週より大きく下がった数字)が入っています。
集計の5つが、まだ見たことのないデータでも全部動くかを確かめます。
翌日(10/29(木)分)のデータ。10/30の朝に届いたものです。
川口・所沢・大宮の日報と日計表がそろっています。
- 作業2のプロジェクトの中で、新しいチャットを開く
- 下の「翌日のデータをコピー」を押し、そのチャットに貼る
- 続けて「今日の分」と書いて送る
03で消した列は、翌日のデータでも消えた状態でコピーされます。
- そろったか:3営業所とも届いていて、未提出は出ていない
- 書き方をそろえる・合計:所沢の純売上が 349,400円になっている
所沢だけ書き方が違います(返品がマイナス・いちばん下に合計の行)。698,800円なら、合計の行まで足しています - 日計表との突き合わせ:3営業所とも一致している(川口 762,100円・大宮 731,300円)
- 先週比:【要確認】に「所沢が先週の同じ曜日より約3割低い」が出ている
集計の5つが、翌日のデータで動くことを確かめた。
出ていないものがあれば、作業4で指示文に足す。
【要確認】に出なかった確認を、指示文に足す
自分の指示文で見落とした所を見つけ、何を書けばAIが拾えるかを知ります。
ハンズオン2で、自分の仕事の指示文を書くときに使います。
作業3の「確かめる」で、出ていなかったもの。
- 下の模範の指示文で、出ていなかった確認がどう書いてあるかを探す
- その行を、プロジェクトの指示の自分の指示文に足して保存する(模範の指示文からコピーしてよい)
- 作業3と同じように翌日のデータを貼り、「今日の分」と送る(2回目)
作業3で4つとも確かめられた人は、模範の指示文を読んで、自分の指示文との違いを見るだけで構いません。
作業3の4つが、すべて確かめられた。
自分の指示文に足りなかった行を言える。
三宅さんの集計(そろったか見る・形をそろえる・合計・日計表との突き合わせ・先週比)を、AIへの指示にしたものです。
自分の指示文で回したあとに開いてください。
あなたは、食品卸の本社営業管理部で、3営業所(川口・所沢・大宮)の前日の売上を取りまとめる担当の補助をします。 最後に確認して送るのは担当者(人)です。あなたは送りません。決めつけず、人が見るべき所を「要確認」として出してください。 ■ 毎朝届くもの 前日分の日報と日計表を、表の形で貼ります。表は次のとおりです。 ・川口_日報/所沢_日報/大宮_日報(届いた営業所の分だけ) ・基幹システム_売上日計表(3営業所の売上金額・返品金額・値引金額・純売上金額・月累計純売上・先週同曜日純売上) 金額はすべて税抜です。 ■ 日報の書き方の違い ・川口と大宮(本社様式):「区分」の列に「売上」か「返品」。返品の金額は正の数。金額は「金額」の列 ・所沢(独自様式):列の並びが違い、「区分」の列がない。返品はマイナスの金額で入っている。いちばん下の「合計」の行は計算に入れない どれも、売上・返品・純売上(売上−返品)にそろえてから計算してください。 備考・メモの列や便・担当の列は、計算には使いません。 ■ 「今日の分」と言われたら、この順に作業する 1. そろったか:3営業所の日報の表があるかを見る。ない営業所は「未提出」とする 2. 合計:日報のある営業所ごとに、売上・返品・純売上を出す 3. 突き合わせ:日報のある営業所ごとに、日報の純売上と、売上日計表の純売上を比べる。1円でも違えば差額を出し、売上と返品のどちらで合わないかも書く。未提出の営業所は「日報未提出のため照合できない」と書く 4. 先週比:売上日計表の純売上を、先週の同じ曜日の純売上と比べる。±20%を超えたら知らせる(この基準は担当者が決めた値です) ■ 出し方(この順で、毎回同じ形) 【要確認】人が見る行だけを先に、箇条書きで。なければ「なし」 【営業所別の表】営業所|日報の純売上|日計表の純売上|差額|先週比 【合計】日計表の純売上の合計と、月累計の合計 ■ やらないこと ・貼られた表にない数字を作らない。読めない表があれば、そう書く ・ずれの原因を決めつけない。どちらで合わないかまでを書く ・メールや催促の文面は作らない。出すのは集計の結果と【要確認】だけ
部長への共有メールの下書きを頼む
時間がある人三宅さんの朝は、部長への共有メールを送って終わります。
文面を作るのはAIに任せられますが、そのまま送ってよいかを決めるのは人です。
- 作業4で回したチャット(作業4を読むだけにした人は、作業3のチャット)で、下の一言を送る
- 出てきた下書きを読む
- 数字が日計表の純売上になっている(合計 1,842,800円)
- 所沢の先週比が【確認中】に入っている
- このまま部長へ送ってよいかを、自分で決められる
所沢の理由を営業に聞く前に送るか、聞いてから送るか
文面はAIが作り、送るかどうかは自分で決めた。
毎朝の下書きまで仕組みにしたいときは、プロジェクトの指示に「共有メールの下書きも作る」と足せます。
講師のデモ:三宅さんの時短(見るだけ)
講師の画面で、計算して見せます。
三宅さんが1日だけ記録した朝から、集計にかかっていた時間を拾いました。
AIに任せても、0にはなりません。
【要確認】を読んで判断し、送るのは人です。
減るのは、その差の分です。
| 集計の作業(朝の時間割) | 任せる前 |
|---|---|
| そろったか見る(8:45〜9:10) | 25分 |
| 形を確認する(9:46〜9:55) | 9分 |
| 合計を出す(昨日の指示を探して、ChatGPTに頼む 9:55〜10:05) | 10分 |
| 日計表と照合する(10:05〜10:12) | 7分 |
| 先週と比べる(10:35〜10:41) | 6分 |
| 合計 | 57分 |
任せた後の時間=データを渡して「今日の分」と送ってから、【要確認】を読み終えて、送ってよいと決めるまでの時間です。
05 / Hands-on 2
ハンズオン2 自分の仕事の集計を、AIに任せる形にする
ハンズオン2=自分の仕事の集計を1つ選び、仕組みの形と指示文の下書きと、時短の目安を作る
①並べて選ぶ(作業1・2) → ②作業にばらして、仕組みの形と指示文の下書きにする(作業3〜5) → ③金額にする(作業6)
三宅さんの朝でやったことを、自分の仕事でやります。
①②③の段が1つ終わるごとに、講師の画面に戻ります。
自分の集計の仕組みの形と指示文の下書きと、消す列のメモと、時短メモ(減る時間と金額の目安)が手元にある。
自分の仕事でChatGPTを使う前に
必ず守る自分の会社のデータは、ChatGPTに入れません。
会社の名前・顧客名・個人名も書きません。
聞かれても、「〇〇の件」「Aさん」のように伏せて答えます。
書いた内容はこのブラウザに自動で保存されます。
持ち帰るときは、各欄の「コピー」を押して、Excelやメモに貼ってください。
自分のくり返しの仕事を、ChatGPTと一緒に並べる
ハンズオン1では、三宅さんの朝の作業が書き出してありました。
自分の仕事は、まず自分で書き出す必要があります。
ふだんの仕事は思い出しにくいので、ChatGPTに質問してもらいながら並べます。
- 下の頼み方を、ChatGPTの新しいチャットに貼って送る
- 質問(多くて5問)に答える(時間はだいたいで構いません)
- 最後に出る一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す
会社名・顧客名・個人名は書きません。
思い当たらない人は、下の「講師の例」の「アンケートの集計」で進めて構いません。
下の表に、自分のくり返しの仕事が入った。
集計の型
申込件数・問い合わせ件数・応募者数
売上・経費・請求額
提出物・日報・勤怠の打刻
先週の数字・在庫・アンケートの結果
| # | 仕事の名前 | 毎日・毎週・毎月 | 1回の時間(分) | 集計の型 | ①毎回 くり返す | ②やり方が 決まっている | ③人がやると 時間がかかる | 選ぶ |
|---|
講師の例を開く(思い当たらないとき)
ほかの職場でくり返されている集計の例です。
思い当たらない人は、「アンケートの集計」をそのまま使って、作業2〜6まで進めてください。
近い例があれば、自分の仕事に書き換えても構いません。
アンケートの集計(研修後・イベント後・お客さまの満足度など/毎月・だいたい60分)
- アンケートの管理画面から、回答の一覧をダウンロードする(5分)
- 選択式の回答を、設問ごとに数える(15分)
- 前回の結果と比べて、上がった・下がった設問に印を付ける(10分)
- 自由記述を読んで、良かった点・要望・不満に分ける(20分)
- 結果をまとめて上司に報告し、次回に直すことを相談する(10分)
申込件数の集計(セミナー運営の事務)
- 申込フォームの管理画面を開き、昨日の申込を確認する
- 申込の一覧をダウンロードして、集計用のExcelに貼る
- 同じ人の二重申込やテスト送信を探して消す
- セミナーごとの申込件数を数え、先週と比べる
- 件数を上司にチャットで報告し、少ない回は担当者と告知を相談する
提出物の確認(研修の受講報告書)
- 共有フォルダを開き、届いた報告書を確かめる
- 受講者の名簿と見比べて、出ていない人に印を付ける
- 書き漏れや日付の間違いがないか、1枚ずつ読む
- 出ていない人に、催促のメールを送る
- 提出状況を表にまとめて、所属長に送る
問い合わせ件数の報告(カスタマーサポート)
- 問い合わせ管理の画面で、先週の問い合わせを一覧にする
- 内容を読んで、配送・返品・操作方法などに分ける
- 種類ごとの件数を数え、前の週と比べる
- 増えた種類について、担当者に理由を聞く
- 週報にまとめて、チームの定例で共有する
最初にAIに任せる集計を、1つ選ぶ
全部を一度に任せず、最初の1つを選びます。
集計から選ぶのは、やり方が決まっていて、毎回くり返す作業だからです。
どれから始めるかは、自分の職場を知っている人が決めることです。
作業1の表。
- 集計にあたる仕事に、3つの条件の○△×を付ける
- 3つとも○の集計を1つ、表の「選ぶ」で選ぶ
3つの条件は、ハンズオン1と同じです(①毎回くり返す ②やり方が決まっている ③人がやると時間がかかる)。
②は、その場で決めることがないか、で見ます。
任せる集計を1つ選んだ。
チャットに1行で書く(例:アンケートの集計・毎月・60分)。
選んだ集計を、ChatGPTと壁打ちして作業にばらす
ハンズオン1で三宅さんの朝を作業に分けたのと同じことを、選んだ集計でやります。
作業にばらすと、どこをAIに任せ、どこを人が決めるかが見えます。
この一覧が、作業4の仕組みの形、作業5の指示文、作業6の時間の計算の材料になります。
- 下の頼み方を、ChatGPTの新しいチャットに貼って送る
- 質問(多くて5問)に1つずつ答える(時間はだいたいで構いません)
- 最後に出る作業の一覧をコピーして下の枠に貼り、「表に入れる」を押す
- 毎回やっていることが、抜けずに入っている
- 「AI」にした作業に、その場で決めること(判断)が混ざっていない
下の表に、選んだ集計の作業と、それぞれの「AIか人か」「任せる前(分)」が入った。
| # | 作業 | AIか人か | 任せる前(分) |
|---|
講師の例を開く(作業にばらせなかったとき・アンケートの集計)
ばらせなかった人は、下の一覧をコピーして、上の枠に貼り、「表に入れる」を押してください。
自分の仕事に合わせて、あとから書き換えます。
作業の一覧(アンケートの集計・1回60分)
回答の一覧をダウンロードする|人|5 選択式の回答を、設問ごとに数える|AI|15 前回の結果と比べて、動いた設問に印を付ける|AI|10 自由記述を読んで、良かった点・要望・不満に分ける|AIと人|20 結果をまとめて上司に報告し、次回に直すことを相談する|人|10
同じチャットで、仕組みの形を相談して決める
ハンズオン1の三宅さんの指示文には、いつ回すか・何を渡すか・何と言えば回るか・何が返るか・人は何をするかが入っていました(下の講師の例)。
自分の仕事でも、指示文の前にこの形を決めます。
案はAIに相談できますが、どの形にするかを決めるのは自分です。
- 作業3のチャットで、下の一言を送る
- 出てきた案を読み、合わない所は「〇〇は人がやりたい」のように返して直してもらう(AIか人かを変えたら、作業3の表も直す)
- 最後のまとめ(5行)を「仕組みの形」の欄に、消す列を「渡す前に消す列」の欄に貼る
- ChatGPTのプロジェクトで回せる形になっている
マクロや別の道具を作る話になっていたら、「ChatGPTのプロジェクトだけで回したい」と返す - AIに渡す前に消す列が決まっている
- 人がやること(確かめる・決める・送る)が書いてある
仕組みの形(5行)と、渡す前に消す列が、下の欄に入った。
講師の例を開く(ハンズオン1の三宅さんの形)
| いつ回すか | 毎朝、3営業所の日報と日計表が届いたら |
|---|---|
| AIに渡すもの | 日報と日計表(渡す前に、得意先名・担当・備考の列を消す) |
| 何と言えば回るか | 「今日の分」 |
| AIが返すもの | 営業所別の表と、【要確認】(未提出・日計表とのずれ・先週比で外れた値) |
| 人がやること | 【要確認】を見て、営業所に電話して確かめ、部長へ送ると決める |
同じチャットで、指示文の下書きにしてもらう
作業4で決めた形を、ChatGPTのプロジェクトの指示欄に貼る文にしてもらいます。
合宿のあと、会社のルールを確かめてから、自分の業務で回すための材料になります。
- 作業4のチャットで、下の一言を送る
- 出てきた指示文の下書きを、下の欄に貼る
- 作業3で「AI」「AIと人」にした作業が、全部入っている
- 作業4で決めた「何と言えば回るか」「AIが返すもの」のとおりになっている
- 人が見る所を【要確認】として出させている
- 送る・決めるのは人、と書いてある
指示文の下書きが、下の欄に入った。
チャットに「できた」と書く。
講師の例を開く(下書きができなかったとき・アンケートの集計)
下書きができなかった人は、指示文をコピーして「指示文の下書き」の欄に貼ってください。
作業4の「仕組みの形」も空いている人は、仕組みの形をコピーして「仕組みの形」の欄に貼ってください(宿題の時短の1枚に入ります)。
この例で渡す前に消す列は、「回答者の名前・メールアドレス」です。
いつ回すか:毎月、アンケートを締め切ったら AIに渡すもの:回答の一覧と前回の集計結果(渡す前に、回答者の名前・メールアドレスの列を消す) 何と言えば回るか:「今月の分」 AIが返すもの:選択式の結果と自由記述の分け方、【要確認】(10ポイント以上動いた設問・分け方に迷った回答) 人がやること:【要確認】を見て確かめ、結果をまとめて上司に報告し、次回に直すことを決める
あなたは、アンケートの集計を担当する私の補助をします。 最後に確認して報告するのは私(人)です。あなたは報告しません。決めつけず、人が見るべき所を「要確認」として出してください。 ■ 毎月届くもの アンケートの回答の一覧(Excelかスプレッドシートを1つ)と、前回の集計結果を入れます。 回答者の名前・メールアドレスの列は、消してから入れます。 ■ 「今月の分」と言われたら、この順に作業する 1. 件数:回答の件数を数え、前回と比べる 2. 選択式:設問ごとに、選択肢ごとの件数と割合を出す 3. 前回との比較:設問ごとに前回と比べ、10ポイント以上動いた設問を知らせる(この基準は私が決めた値です) 4. 自由記述:良かった点・要望・不満に分け、それぞれ件数と、代表的な回答を3つまで出す。どれにも当てはまらない回答は「その他」にする ■ 出し方(この順で、毎回同じ形) 【要確認】人が見る行だけを先に、箇条書きで。なければ「なし」 【選択式の結果】設問|選択肢|件数|割合|前回との差 【自由記述】分け方ごとの件数と代表的な回答 ■ やらないこと ・ファイルにない数字を作らない。読めない列があれば、そう書く ・自由記述の分け方に迷ったものは、決めつけずに【要確認】に出す ・報告の文面は作らない。出すのは集計の結果と【要確認】だけ
減る時間を、金額にする
上司や相手に時短を伝えるときに、時間と金額で言えるようにしておきます。
- 下の表(作業3で「AI」「AIと人」にした作業)の「任せた後」に、AIに任せたあとも人に残る時間を選ぶ
- 下に時給を入れる
- 「時短メモをコピー」を押す
| 作業 | AIか人か | 任せる前(分) | 任せた後(分) |
|---|
「AI」と「AIと人」の作業の「任せる前 − 任せた後」を足します。
1か月の回数は、作業2で選んだ仕事が毎日なら22、毎週なら4、毎月なら1が自動で入ります。
出てくる金額は目安です。
時短メモ(仕事の名前・AIに任せる作業・減る時間・月の時間と金額の1行)ができた。
例 毎日60分 → 15分なら、45分 × 22日 = 月16.5時間 → 時給2,200円なら月36,300円。
時短の価値を1枚にまとめて、Discordに出す
今日作った仕組みで、どれだけ時間が浮き、それがいくらになるのかを、1枚で見えるようにします。
浮いた時間を何に使うかまで書くと、時短が何のためかがはっきりします。
自分の振り返りにも、上司や相手に見せるときの材料にもなります。
- 下に、浮いた時間で何をしたいかを書く
- 「時短の1枚をコピー」を押して、Discordに出す
あれば
コピーした1枚を、ChatGPTで画像にしてから出しても構いません。
ChatGPTの入力欄で「画像を生成する」を選び、コピーした1枚をそのまま貼って送るだけです。
画像の中の数字や文字は、AIが書き間違えることがあります。
出す前に、元の1枚と見比べて、時間と金額が合っているかを確かめてください。
無料プランは、1日に作れる画像の数に上限があります。
時短の1枚(文字か画像)を、Discordに出した。
時間と金額は、作業6の計算から自動で入ります。
仕組みの形は、作業4で決めたものが入ります。